【京都案内倶楽部】火わたりの行2024年2月11日
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近鉄伏見駅を出発し、約10分歩いて、「火わたりの行」が行われる伏見庚申堂に着きました。境内の部屋で、仏教(密教)、火渡りについて、英語、日本語で、図や写真を使って説明がありました。参加者に般若心経を唱えてもらうのは強制ではないとの話があり、英語、日本語のグループに分かれて般若心経の説明を聞き、唱える練習をしました。
火渡りをする時はソックス、ストッキングを脱いで裸足でと注意があり、外に出ると、地元の方、子供たちが集まっていて、儀式が始まりました。ご住職とお坊さまは山伏姿で読経され、太鼓やほら貝が鳴り、儀式の場を浄める刀の演武も行われました。火渡りが行われるところは、青葉で覆われていて、点火されると、勢いよく燃え始めました。護摩木が配られ、ご住職が病気など、各人が手放したいものを思いながら護摩木を火の中に投げるよう、話されました。
火が燃えている中、ご住職が火渡りをされ、火が消えた後、お坊さまが燃え残りの木や灰を平らにされ、火渡りをする人達は緊張の様子で待っていました。ご住職が一人一人の息災を祈願して背中で鈴を鳴らして下さり、順に火渡りをしました。思っていたほど熱くなかったです。儀式の中で、般若心経が唱えられると、プリントを見ながら唱えている参加者もいました。寒い中でしたが、くじ付きの餅やぜんざい等、お寺様の温かいおもてなしに感謝しながらツアーは終わりました。