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カテゴリ:京の歳時記

【日本語チューター】お松明(たいまつ)

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毎年(まいとし)3(がつ)15(にち)嵯峨(さが)釈迦堂(しゃかどう)清涼寺(せいりょうじ))では周辺(しゅうへん)境内(けいだい)(おお)くの露店(ろてん)()(なら)び、夕方(ゆうがた)になると(おお)くの参拝者(さんぱいしゃ)(あつ)まってきます。

境内(けいだい)西側(にしがわ)にある狂言堂(きょうげんどう)では「カン デン デン デン」と(かね)太鼓(たいこ)のお囃子(はやし)()こえてきて、お(めん)をつけた(ひと)無言劇(むごんげき)(えん)じています。これは嵯峨(さが)大念仏(だいねんぶつ)狂言(きょうげん)()ばれている(くに)無形(むけい)文化(ぶんか)(ざい)指定(してい)されている民俗(みんぞく)芸能(げいのう)です。

講堂(こうどう)(まえ)には(たか)さが7メートルもある三(ぼん)(おお)きな松明(たいまつ)用意(ようい)されています。松明(たいまつ)(まつ)()何本(なんぼん)()()わせたものを(ふじ)のつるで(くく)りつけ、(ぎゃく)三角(さんかく)(すい)のような(かたち)()(ささ)えにして()てられています。

あたりが(くら)くなるとお松明(たいまつ)(まわ)りは(おお)くの(ひと)でいっぱいになります。お(ぼう)さんがお(きょう)(とな)えてその(まわ)りを(まわ)った(あと)いよいよお松明式(たいまつしき)(はじ)まります。

(した)から種火(たねび)()げられ、それが7メートル(うえ)直径(ちょっけい)1.5メートル(ほど)のお松明(たいまつ)(なか)()()まれると、(またた)()にお松明(たいまつ)()()(うつ)り、(ちい)さな(ほのお)から(はげ)しい(ほのお)となって()(くろ)(そら)()びていきます。(じゅん)点火(てんか)され(ほのお)(いきお)いがさらに(はげ)しく()()がり、(まわ)りの人々(ひとびと)(かお)まで(あか)るく(てら)らし()します。()まれていたお松明(たいまつ)(くず)れてくると()()()()がり、(はい)になって参拝者(さんぱいしゃ)露店(ろてん)のテントの(うえ)にも()ってきます。

やがて(ほのお)(いきお)いが(おとろ)えてきて下火(したび)になったところで(みず)がまかれ()完全(かんぜん)()()められてお松明式(たいまつしき)終了(しゅうりょう)です。

(むかし)三本(さんぼん)松明(たいまつ)()える(いきお)いによってその(とし)(こめ)豊凶(ほうきょう)(うらな)っていたと(つた)えられています。この行事(ぎょうじ)地元(じもと)人々(ひとびと)によって(いま)(ささ)えられています。

松明式(たいまつしき)()わると京都(きょうと)(まち)にはいよいよ本格的(ほんかくてき)(はる)(おとず)れが(かん)じられるようになります。


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【日本語チューター】除夜の鐘(じょやのかね)

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せわしない((せわ)しない=いそがしい)師走(しわす)(12(がつ))もあとわずか。もうすぐ(あたら)しい(とし)、2024(ねん)令和れいわ6年)がやってきます。日本にほんでは、ふるとしから新しい年にうつることを「年越としこし」ともびます。これにわせて、あちこちのおてらかれる(らされる)鐘を「除夜の鐘」といいます。

「除夜」とは1年の最後(さいご)の日(12月31日=大晦日(おおみそか))から、元旦(がんたん)(1月1日(ついたち)午前(ごぜん))にまたがるよることします。「鐘」とは寺院じいんにある梵鐘ぼんしょうのこと。東南とうなんアジアの仏教ぶっきょう寺院じいん使つかわれている鐘のことです。日本では、お寺の境内けいだいにある鐘楼しょうろう天井てんじょうから梵鐘をるした建物たてもの)にけられているところから、釣鐘つりがねとも呼びます。おおくはせい銅製どうせいで、おもさは大きなもので5トンから~10トンあまりもあり、おもひくおと余韻よいんながく、とおくまでとどきます。鐘は同じく天井からげられたふとくてまる材木ざいもくつくった道具どうぐき(ち)ます。これを撞木しゅもくといいます。

梵鐘は(おも)に、時刻(じこく)やお寺の行事(ぎょうじ)(はじ)まりを()らせる役割(やくわり)()っていますが、それだけではなく、撞くこと()くことによって、人間(にんげん)内面(ないめん)にある煩悩(ぼんのう)ち(し)、こころきよらかにする功徳くどくおこないをすることでられるしあわせ)があるとされています。

煩悩とは仏教(ぶっきょう)では人間の(だれ)もが()っている欲望(よくぼう)(まよ)い、(なや)みなど、ネガティブな(かんが)えや、それにつながる(おこな)いなどを()し、この煩悩に()()てばより良い人生(じんせい)を得られるとされています。

ここまで()けば、大晦日に「除夜の鐘」が撞かれる意味(いみ)をある程度(ていど)わかってもらえると(おも)います。1年の最後(さいご)の日に、それまでの煩悩を()()り、新鮮(しんせん)な心で新しい年を(むか)えたい、という(おも)いや(ねが)いを込めて()く、そして()く。それが除夜の鐘ということなのです。

除夜の鐘は、通常(つうじょう)、「ひゃくやっつ」(108回)撞かれます。なぜ、108回なのか。いろいろな(せつ)があります。仏教(ぶっきょう)世界(せかい)では、人間(にんげん)内面(ないめん)には108種類(しゅるい)の煩悩があり、鐘を1回、撞くたびのそのひとつが()()られるとされ、108回ですべてが()えることになります。これが除夜の鐘の回数(かいすう)になったとされています。

京都市(きょうとし)()(おん)(いん)にある大鐘(おおがね)(たか)(やく)33メートル、直径(ちょっけい)約2・8メートル、(おも)さは約70トンもあり、日本(にほん)(さん)大梵鐘(だいぼんしょう)のひとつに(かぞ)えられていますが、撞木(しゅもく)も大きく、16(あま)りの僧侶(そうりょ)がぶらさがるように全身(ぜんしん)使(つか)って撞きます。31日の本番(ほんばん)(さき)だって、27午後(ごご)2()から(ため)し撞き(リハーサル)が(おこな)われます。撞かれるのは10回ですが、大晦日の混雑(こんざつ)けて除夜の鐘の先取さきどり?をしてはいかがですか。

日本語(にほんご)チューターブログを1年間(ねんかん)愛読(あいどく)いただきありがとうございました。

この記事(きじ)年内(ねんない)最後(さいご)です。来年らいねんもみなさんにたのしんでいただけるような原稿げんこうづくりに努力どりょくしてまいります。

みなさん、どうぞよいお(とし)をお(むか)えください。
(日本語クラスは202415日(金)よりはじまります)


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【日本語チューター】南座の招き看板(みなみざのまねきかんばん)

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まず、写真(しゃしん)説明(せつめい)をします。

1 「まねき看板(かんばん)」があがる(まえ)南座(みなみざ)です。工務店(こうむてん)(ひと)たちが足場(あしば)(つく)っています。

2 「まねき看板(かんばん)」の最後(さいご)の1(まい)をあげています。

3 まねき文字(もじ)です。(ひだり)から「市川(いちかわ)團十郎(だんじゅうろう)市川新之(いちかわしんの)(すけ)市川(いちかわ)ぼたん、大谷(おおたに)(ひろ)(まつ)中村(なかむら)(たま)太郎(たろう)…」と縦書(たてが)きで()いてあります。

4 今年(ことし)は72(まい)看板(かんばん)があがりました。 

南座(みなみざ)の「まねき看板(かんばん)」は京都(きょうと)(ふゆ)風物詩(ふうぶつし)の1つと()われています。ふと隙間すきまのない独特どくとく文字もじで、日本人にほんじんでもなんいてあるのかめないこともあります。

隙間(すきま)なくぎっしりとお(きゃく)さんが(はい)りますように」という(ねが)いを()め、このような文字(もじ)使(つか)われています。この書体(しょたい)勘亭流(かんていりゅう)()ばれています。

12(がつ)から「吉例(きちれい)顔見世(かおみせ)興行(こうぎょう)」が(はじ)まり、それに出演(しゅつえん)する歌舞伎(かぶき)役者(やくしゃ)名前(なまえ)がまねき看板(かんばん)()かれています。吉例きちれい」とは“めでたいしきたり”のことです、また「顔見世かおみせ」とは“おおくのひと披露ひろうする”ことです。「興行こうぎょう」とはショーのことです。 

南座(みなみざ)」の名前(なまえ)由来(ゆらい)は、四条通(しじょうどおり)南側(みなみがわ)位置(いち)しているからです。この()誕生(たんじょう)して400(ねん)以上(いじょう)たち、(くに)有形(ゆうけい)文化(ぶんか)(ざい)登録(とうろく)されています。なお、明治(めいじ)中期(ちゅうき)までは北座(きたざ)もありましたが、(いま)では北座(きたざ)()した建物(たてもの)面影(おもかげ)(のこ)すのみとなっています。

 

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【日本語チューター】牛祭り(うしまつり)

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10がつになると京都きょうとではおおくの神社じんじゃ秋祭あきまつりがおこなわれますが、太秦うずまさ広隆寺こうりゅうじには牛祭うしまつりとよばれるおまつりがあります。このおまつりはほかのおまつりとくらべてすこわっているので京都きょうと三大奇祭さんだいきさいわったおまつり)のひとつにげられています。
 
牛祭うしまつりは10世紀初せいきはじめ、恵心僧都えしんそうずというおぼうさんが摩吨羅神まだらじんという神様かみさままつって、おおくの作物さくもつがとれることや疫病えきびょうなどのわるいものがないことをねがってはじまったといわれています。

この牛祭うしまつりは10がつ10日とおかよる8ごろからはじまります。先導せんどうするおとこらす太鼓たいこかねおとわせて、やりった赤鬼あかおに青鬼あおおにのおめんをつけた四天王してんのうばれる4にんひとたちがつづき、最後さいご主役しゅやく神様かみさまである摩吨羅神まだらじんのおめんをつけたひとうしってあらわれます。その行列ぎょうれつ広隆寺こうりゅうじ出発しゅっぱつして、ちかくの三条通さんじょうどおりを1時間じかんほどかけて、ゆっくりあるいたあと、また広隆寺こうりゅうじもどってきます。
てらもどると、おどうまえ摩吨羅神まだらじんうしからり、椅子いすこしかけて祭文さいぶんげます。うしろには四天王してんのうおにたちがって摩吨羅神まだらじん祭文さいぶんわせて一行いちぎょうずつゆっくりとんでいきます。延々えんえんと1時間じかん ちかつづけます。この祭文さいぶん疫病えきびょうなどがないことなどの神様かみさまにおねがいすることを、恵心僧都えしんそうず というおぼうさんがいたぶんだそうです。いていても現代げんだいわたしたちには意味いみがよくわからないぶんです。
わったあと、いきなり摩吨羅神まだらじん四天王してんのうはおどうなかげるようにみ、まっておまつりはわりです。
 
ほかのおまつりのようにお神輿みこしたり、にぎやかなごえもなく、しずかでシンプルなおまつりです。またうしってゆっくりすす摩吨羅神まだらじん姿すがたはユーモラスなかんじがします。
でもふつうおまつりは神社じんじゃおこなわれますがなぜ牛祭うしまつりはおてらおこなわれているのでしょうか。摩吨羅神まだらじんはインドの神様かみさまだそうですがなぜこのおまつりにてくるのでしょうか。じつはこのおまつりにはわからないことがおおく、調しらべれば調しらべるほどなぞおおいおまつりなのです。

現在げんざいこの牛祭うしまつりはおこなわれていません。おこなわれなくなって20ねん以上いじょうになります。うし準備じゅんびができなくなったこともその理由りゆうひとつだそうです。京都市登録無形民俗文化財きょうとしとうろくむけいみんぞくぶんかざい登録とうろくされている牛祭うしまつりが消滅しょうめつしないように、ふたたおこなわれるることをねがっています。

写真しゃしん広隆寺こうりゅうじ摩吨羅神まだらじんのおめん

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【日本語チューター】地蔵盆(じぞうぼん)

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京都きょうとまちあるくと、石仏せきぶつ仏様ほとけさま姿すがたいしきざんだもの)をよくかけます。のおどうはいったもの、そのままいてあるもの、かおいろってあるものなど様々さまざまですが、これらを地域ちいきひとたちはしたしみをこめて「お地蔵じぞうさん」とんでいます。このお地蔵じぞうさんは人々ひとびとねがいをいてくださり、とくどもたちの安全あんぜん見守みまもってくださるものとしてしんじられ、むかしから地域ちいき人々ひとびと大切たいせつにされてきました。

このお地蔵じぞうさんを1ねん一回いっかいまつりする地蔵盆じぞうぼんです。毎年まいとし8がつ24にちがそのですが、実際じっさい地域ちいきひとたちがすこしでもおお参加さんかできるようにその前後ぜんご にちえらんでおこなわれます。
京都きょうとではなつはいり、祇園祭ぎおんまつり・おぼん大文字だいもんじおおきな行事ぎょうじつづきますが、この地蔵盆じぞうぼんなつめくくる最後さいご行事ぎょうじといえるでしょう。

この行事ぎょうじは、その地域ちいき町内ちょうないひとたちでおこなわれます。
このはお地蔵じぞうさんをきれいにあらい、いろいろなものをおそなえして日頃ひごろ感謝かんしゃをします。また、おぼうさんがおきょうをあげにるところもあります。そしてどもたちがたのしむ様々さまざまなプログラムが計画けいかくされます。むかしは、二日間ふつかかんをかけて、金魚きんぎょすくい・スイカり・福引ふくびき・おやつわたし・盆踊ぼんおどりなど盛大せいだいおこなわれていました。なかでも福引ふくびきはどもたちにとってはどんなおもちゃがたるかたのしみのひとつです。しかし最近さいきんではどものかずってきたり、仕事しごと参加さんかできるひとってきたりして、おこなわれなくなったり、1にちだけの簡単かんたんなプログラムにわりつつあります。

地域ちいきひとたちによってささえられ、つづけられてきた伝統的でんとうてき行事ぎょうじである地蔵盆じぞうぼんがこれからも京都きょうとまちつづいていくことをねがっています。


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【日本語チューター】鱧料理(はもりょうり)

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梅雨(つゆ)(おわ)りの京都(きょうと)(いろど)祇園(ぎおん)(まつり)(あおい)(まつり)時代(じだい)(まつり)(なら)び京都3大祭(だいまつ)りのひとつですが、京都では、(ふる)くから「(はも)祭り」とも()ばれています。「(はも)」というのはウナギの仲間(なかま)で、産卵期(さんらんき)の6、7(がつ)(おも)西日本(にしにほん)(うみ)()れます。
(からだ)はウナギより(おお)きく、(するど)()
ち、ひとみつくこともあります。生命力せいめいりょくつよく、れてからも、すぐにはなないので、海からとおいところにはこんでも、新鮮しんせん状態じょうたいべられます。これも京都ではもがよくべられる理由りゆうのひとつです。

 (さかな)野菜(やさい)果物(くだもの)などが美味(おい)しくなる時期(じき)を「(しゅん)」といいます。祇園(ぎおん)(まつり)(はじ)まる(ころ)は鱧の「旬」でもあります。だから「(はも)祭り(まつり)」なのです。もちろん、祇園祭のごちそうにも(はも)料理(りょうり)()かせません。

鱧は(くち)が大きくて、()がぎょろりとしていて、(おそ)ろしそうですが、()(にく))は(しろ)く、さっぱりした(あじ)で、たんぱく(しつ)豊富(ほうふ)です。これも(あつ)さで食欲(しょくよく)()ちるこの時期(じき)(この)まれる理由(りゆう)になっています。

ただ、(かた)小骨(こぼね)(おお)く、そのままでは食べられません。そのために(かんが)えだされたのが「骨切(ほねき)り」という調理法(ちょうりほう)()りひらいた鱧の身を、(かわ)(のこ)して、(ほね)だけをミリ単位(たんい)で切り(きざ)むという、とても高度こうど技術ぎじゅつです。「骨切り」専用せんよう包丁ほうちょうもあります。

鱧料理といえば、まず「鱧の()とし」。(なつ)(きょう)料理(りょうり)定番(ていばん)です。沸騰(ふっとう)したお()に、鱧の切り身を()として1ぷんほどしたら、今度(こんど)(つめ)たいみず(とお)して身を()()めます。それをガラスや(すず)しそうな色柄(いろがら)(うつわ)に、季節(きせつ)の野菜などを()えて()りつけて、(ばい)(にく)や、からし味噌(みそ)をつけていただきます。
 ほかに(てん)ぷら、()()き、()(もの)寿司(すし)(なべ)(あら)い(刺身(さしみ))、「うざく」と呼ばれる鱧ときゅうりの()(もの)など、さまざまなメニューがあります。
旬を(むか)えた鱧料理は、スーパーでも()ごろな値段(ねだん)えます。みなさんも鱧料理で京都の夏を(あじ)わって下さい。

 

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【日本語チューター】トマトをよこに切ってみた

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梅雨(つゆ)があけるとトマトがおいしい季節(きせつ)になります。
トマト・なす・キュウリなどは水分(すいぶん)をたくさんふくんでいるので、夏(なつ)にぴったりの野菜(やさい)です。

みなさんはトマトをどのように切(き)りますか?
たて?よこ?ひょっとして切らずにそのまま?

ためしに よこに輪切(わぎ)りにしてみてください。
切り口(くち)がきれいなので、お皿(さら)にはえますよ。
また、輪切りにすると表面積(ひょうめんせき)がひろくなるので、ドレッシングなどの味(あじ)がしみこみやすくなります。

写真(しゃしん)では 輪切りのトマトをお皿にならべ、ほんのすこし塩(しお)をふったあとにドレッシングと青(あお)じそをかけました。
赤(あか)と緑(みどり)の対比(たいひ)がきれいでしょう?

ドレッシングにはかおりのいいゴマ油(あぶら)をいれて、すこし中華風(ちゅうかふう)に味つけしました。
ゴマ油のかわりにオリーブ油をいれるなら、青じそよりもバジルをつかうほうがいいでしょう。

食材(しょくざい)の切り方(かた)をかえるだけで、見(み)た目(め)だけでなく、味もかわるので、お料理(りょうり)はほんとうにおもしろいです。

みなさんもためしてくださいね!

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【日本語チューター】アジサイ(紫陽花)

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アジサイ ブログ1


 ()()(ころ)()ごろを(むか)えるアジサイ(紫陽花(あじさい))は、(あめ)にぬれるとより(うつく)しさが()える(はな)です。

()(ほん)(げん)(さん)のガクアジサイ((がく)紫陽花)は、()(なか)(ちい)さな(つぶ)(つぶ)(あつ)まりそのまわりを花が(がく)(ぶち)のように(かこ)んでいるように見えるアジサイです。花に見えるまわりの()(ぶん)はガク((がく))で、(ちゅう)(おう)部分の粒々のところがじつは花なのです。

この日本原産のガクアジアイを(ひん)(しゅ)(かい)(りょう)したものがアジサイ、それをヨーロッパで品種改良を(かさ)ねて日本に(ぎゃく)()(にゅう)したものが西(せい)(よう)アジサイです。(さい)(きん)では()(かい)(じゅう)で品種改良されて、(いろ)(かたち)(しゅ)(るい)(つぎ)(つぎ)(しん)品種として()ています。

アジサイは、(つち)()(りょう)によって花の(いろ)()わります。(さん)(せい)()(つよ)いと(あお)色に、(よわ)いとピンク色になります。また、(かい)()()(ちゅう)で花の色が変わることから(しち)(へん)()ともよばれます。

 

(きょう)()には、アジサイの(めい)(しょ)がたくさんあります。その(なか)のいくつかを(しょう)(かい)します。

(さん)(ぜん)(いん)  ()(きょう)()(おお)(はら)にある()(いん)(けい)(だい)には10,000(かぶ)のアジサイが()きます。

()(むろ)()()  ()()()にある寺院。境内には「あじさい(えん)」とよばれる(てい)(えん)があり、(やく)50(しゅ)10,000株)のさまざまなアジサイを(たの)しめます。ハートの形に見えるアジサイもあります。

()(りつ)(しょく)(ぶつ)(えん)  ()(ない)左京区。「あじさい(えん)」があり種類が(いち)(ばん)(おお)く約180種あります。

 

アジサイは、(むかし)から日本に()(せい)している花。梅雨のうっとうしさを()()ばすあざやかな(いろ)()いも()(りょく)です。()(とし)も美しい色のアジサイが咲いています。みなさんも見に出かけませんか。

 

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【日本語チューター】葵祭(あおいまつり)

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(あおい)
(まつり)
祇園(ぎおん)(まつり)時代(じだい)(まつり)京都(きょうと)(さん)(だい)(まつり)()われています。
コロナ感染(かんせん)拡大(かくだい)開催(かいさい)中止(ちゅうし)されていた(あおい)(まつり)が4(ねん)ぶりに5(がつ)15(にち)(げつ)開催(かいさい)されます。
平安へいあん時代じだい
御所ごしょにゆかりのふかかった上賀茂かみがも神社じんじゃ下鴨しもがも神社じんじゃのおまつりです。

(まつ)りのヒロインである「(さい)王代(おうだい)」と平安(へいあん)貴族(きぞく)女官(にょかん)(など)(やく)500(にん)(むかし)衣装(いしょう)と「ふたば(あおい)()」を()()けてパレードをします。

(さい)王代(おうだい)」は十二単(じゅうにひとえ)礼服(れいふく)で、輿(こし)()って巡行(じゅんこう)します。
着飾(きかざ)った(うし)(うま)(ふじ)(はな)(かざ)った牛車(ぎっしゃ)御所車(ごしょぐるま)」なども登場(とうじょう)し、(みやび)行列(ぎょうれつ)は1キロにも(およ)びます。

行列ぎょうれつ京都きょうと御所ごしょを1030ぷんにスタートし、下鴨しもがも神社じんじゃ上賀茂かみがも神社じんじゃへと巡行じゅんこうします。(巡行じゅんこうくわしいルートはネットなど調しらべてください)

(がつ)15(にち)(げつ))、kokoka休館(きゅうかん)()です。この京都(きょうと)らしいお(まつ)りをぜひ()におでかけください。


さいおう上賀茂かみがも下鴨しもがも両神社りょうじんじゃつかえた皇女こうじょのこと。

(さい)王代(おうだい)(さい)(おう)皇女(こうじょ))の代理(だいり)(ひと)現代(げんだい)では京都(きょうと)ゆかりの未婚(みこん)女性(じょせい)から(えら)ばれる。

十二単(じゅうにひとえ)平安(へいあん)時代(じだい)貴族(きぞく)女性(じょせい)正装(せいそう)十二(じゅうに)とはたくさんという意味(いみ)

輿(こし)(むかし)()(もの)


 
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【日本語チューター】子供の日(こどものひ)

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(おんな)()成長(せいちょう)(ねが)行事(ぎょうじ)は「(もも)節句(せっく)」で3(がつ)3日(みっか)
(おとこ)()成長(せいちょう)(ねが)行事(ぎょうじ)は「端午(たんご)節句(せっく)」で5(がつ)5日(いつか)です。
このような行事(ぎょうじ)(むかし)中国(ちゅうごく)から日本(にほん)(つた)わってきたものです。

現在(げんざい)では端午(たんご)節句(せっく)は「子供(こども)()()ばれるようになり男女(だんじょ)関係(かんけい)なく子供(こども)成長(せいちょう)(しあわ)せを(ねが)祝日(しゅくじつ)となっています

子供こどもたちがたくましく元気げんき成長せいちょうするよう、「五月ごがつ人形にんぎょう」などをかざり、将来しょうらい成功せいこういのって「こいのぼり」を庭先にわさきやベランダにかざります。

最近(さいきん)では、沢山(たくさん)のこいのぼりを(かわ)などに(かざ)って(まち)全体(ぜんたい)でお(いわ)いをしている風景(ふうけい)()かけます。

また、そのころになると「かしわもち」や「ちまき」が販売はんばいされます。季節きせつ限定げんてい和菓子わがしです。

海外かいがいではどのようにおいわいするのでしょうか?

あなたの(くに)の「子供(こども)()ついて(はな)してみてくださいきっとみんな興味深(きょうみぶか)(みみ)(かたむ)けると(おも)います

(もも)節句(せっく)(もも)(はな)()ころに(おこな)行事(ぎょうじ)

端午(たんご)節句(せっく)端午(たんご)」とは、(がつ)最初(さいしょ)(うま)()という意味(いみ)

節句(せっく)季節(きせつ)(かわ)りめの行事(ぎょうじ)


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