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フンさんの桜
    Kokoka日曜日(にちようび)クラスで(さくら)歴史(れきし)勉強(べんきょう)しました。

 すぐに(おも)()しました。桜が()(ころ)去年(きょねん)奈良(なら)にいる親戚(しんせき)(いえ)(あそ)びに()っていました。親戚の家には桜が一本(いっぽん)あります。その(とき)は桜がすごく綺麗(きれい)に咲いていました。(わたし)は桜の(えだ)を一本()って家の(なか)(かざ)りました。そこで2日間(かかん)遊んで京都(きょうと)()りました。

 一週間後(いっしゅうかんご)もう一度(いちど)奈良に行って(おどろ)きました。驚かせたことは飾った桜の枝がまだ()れません。むしろ若葉(わかば)芽吹(めぶ)いていました。その時〈(あたら)しい桜の()(そだ)つ〉という希望(きぼう)があって桜の(びん)(みず)だけでなく(つち)(くわ)えました。(かえ)る時は(ねえ)さんに(あず)けました。

 しかしながら、思ったことのようにできませんでした。なぜなら、一週間後「フン(くん)の桜の木が枯れているよ」と姉さんが()ったからです。その時は心配(しんぱい)で「水をたくさんやって、(かぜ)日光(にっこう)()(ところ)()いてください」と(たの)みました。桜がまだ生かされるという希望がちょっとあります。

 でも一週間後、桜の木が完全(かんぜん)に枯れたという()らせを()けました。友達(ともだち)が1()()くなったことのように(かな)しいでした。その(こと)がきっかけで、希望が(おお)ければ多いほど失望(しつぼう)も多いことが()かりました。

 
グエン・バン・フン