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妙心寺紅葉ツアー

                                

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コロナ騒ぎが起こってから、京都案内倶楽部では本格的なツアーは自粛していましたが、今回久しぶりに実施しました。

しかも参加人数が40数名になるというビッグイベントになりました。


1200JR花園駅に集合。いままでのツアーと異なることは、検温および手の消毒を実施したこと。マスクはもちろん全員着用です。

駅前広場は広々としており、検温、受付、料金徴収するのに十分なスペースがありました。

予定通り、9:30には妙心寺塔頭の退蔵院へ出発。

退蔵院では副住職が聞き取りやすい日本語と、滑らかな英語で説明していただきました。

まずは国宝の掛軸「瓢鮎図」の説明から。


一人の男が川岸で瓢箪を持って佇んでおり、足元には鯰が泳いでいる。

背景には水墨画独特の山がそびえている。この絵、確か高校時代、社会かなにかの教科書で見たことがあるような気が・・・。

この絵が貴重であるのは、日本最古の水墨画であることは勿論のこと、命題が「(口の狭い)瓢箪で、大きな鯰を捕まえることができるか?」という典型的な禅問答のそれであること。

将軍が命題を出し、当時の超エリートの高僧がそれに回答する、ある意味、非常な高尚な趣味ですね。 

今の私たちからみれば、社会のトップ層がこんなことをしているなんて「暇だな~」と、思えなくもないが。

絵の上部に31人の高僧の答えが書き連ねてある。その内の2つを紹介してくれましたが、
「この答は何を言いたいのか???」と思ってしまう。

副住職の説明では、“答えはない”。

その後に庭を散策中に、中国の参加者が倶楽部メンバー員に、「結局、答えはなんですか?」
と質問していました。その質問をしたくなる気持ちは分かる。ウン、ウン。


掛軸の後は、中庭、茶室、庭園と案内されました。

退蔵院といえば、宮本武蔵と思っていましたが、終わりまでその手の話は無し。

外国人に武蔵といっても、分からないからかナ~?

約1時間のツアーの後、妙心寺境内を散策。その後、成願寺へ向かう。


徒歩で約15分の所にあり。今回ツアーを企画してくれたM氏の実家でもある。

本堂で、M氏の日本語と英語によるお寺説明の後、昼食を取りました。

太鼓をたたいたり、鐘をついたり、三々五々に境内を散策、その後、全員で記念写真。

13:00に解散しました。


当日は朝から幾分温度低めの快晴で、快適な1日となりました。

久しぶりの大型ツアーであり、またM氏は京都案内倶楽部に参加した直後にこの企画を

たてて、大変苦労されたのではないでしょうか。有難うございました。

今回は、人数が多くて、集合時の員数確認、一般道を移動時する時の安全確保など通常より

気を遣うことが多かったように思います。

下見ツアーや、当日サポートして頂いた方々、ご苦労様でした。


以上

(記:楢﨑)