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          2020.10.29 コロンビア教科書1

 今年も残り少なくなってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、今回は日本語学習の教材について少しご紹介したいと思います。写真の教材は、今年の2月に開催されたボゴタ日本人学校のバザーで購入したひらがなとカタカナの練習帳です。50音を覚えるためのイラストがポイントになっており、少々強引ですが50音それぞれに関連づけたイラストとスペイン語の説明が載っています。カタカナの「マ」のイラストは手提げカバンの取っ手が「マ」の形にしてあります。スペイン語で書かれた覚え方のヒントには「“マ”は手提げカバンの取っ手」と書いてあります。スペイン語で手提げカバンはmaletín(マレティン)、取っ手は“manija(マニハ)と言います。ただ単に50音表で覚えるよりは、発音も一緒に覚えやすいのかもしれませんね。日本語の教材(『みんなの日本語』等)は書店での取り扱いはほとんどなく、以前はコピーのコピーが主流のようでした。今ではネットで購入が可能になり、手に入りやすくなっています。ひらがな、カタカナの練習帳は写真で紹介したタイプの様に、スペイン語圏で独自に作られたものが使われることが多いですね。まだまだ世界中に、現地の人が覚えやすい教材があるのかもしれませんね! Kokokaで集めてみると面白そうですね!

前・水曜午前クラスチュ 武