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          熱中症_イラスト

 日本では6月(がつ)頃 (ごろ) から9月(がつ) の末 (すえ) にかけて、とても暑(あつ)くなります。気温(きおん)が高(たか)い状態(じょうたい)がつづくとからだの水分(すいぶん)や塩分(えんぶん)が減(へ)り、体温(たいおん)がうまく調節(ちょうせつ)できなくなり、めまい、頭痛(ずつう)、はきけなどが起(お)こります。これを熱中症といいます。暑さにまだ慣(な)れていない夏(なつ)の初(はじ)めは、特(とく)に注意(ちゅうい)が必要(ひつよう)です。家(いえ)の外(そと)だけでなく家の中(なか)でも、また夜(よる)寝(ね)ているときにも起こります。

 熱中症を防(ふせ)ぐには、普段(ふだん)から十分(じゅうぶん)な睡眠(すいみん)、バランスのとれた食事(しょくじ)、適切(てきせつ)な休息(きゅうそく)をとって、体調(たいちょう)を整(とと)のえておくことが大切(たいせつ)です。

 特(とく)に次(つぎ)の点(てん)に注意(ちゅうい)して熱中症にならないように心(こころ)がけてください。

1 のどが乾(かわ)いてなくても、こまめに水分をとりましょう。
  スポーツ
のあと塩分補給(ほきゅう)も必要です。

2 外を歩(ある)くときは、帽子(ぼうし)や日傘(ひがさ)で日光(にっこう)
  から体を守(まも)ってください。木陰(こかげ)や日陰(ひかげ)を歩(ある)
  くようにしましょう。

3 天気予報(てんきよほう)で気温(きおん)を調(しら)べましょう。
  暑(あつ)くなりそうだったら、外出(がいしゅつ)には気をつけて
  ください。外出はなるべく涼(すず)しい時間(じかん)にしましょう。

4 休息(きゅうそく)は、涼(すず)しい場所(ばしょ)でとりましょう。

5 家の中では風通(かぜとお)しをよくし、冷房(れいぼう)や扇風機
  (せんぷうき)を上手(じょうず)に使(つか)いましょう。

6 高温(こうおん)や多湿(たしつ)の環境(かんきょう)でマスクを
  つけると熱中症の発生(はっせい)リスクが高(たか)まります。
  外で人と2メートル以上(いじょう)離(はな)れることができれば
  適宜(てきぎ)マスクを外(はず)すようにしましょう。

 

 kokoka日本語チューターブログチーム