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 京都(きょうと)の七月(しちがつ)といえば祇園祭(ぎおんまつり)です。日本三大祭(にほんさんだいまつ)りの一(ひと)つで、毎年(まいとし)100万人(ひゃくまんにん)をこえる人(ひと)でにぎわいます。

 しかし今年(ことし)は新型(しんがた)コロナウィルス感染拡大防止(かんせんかくだいぼうし)のために行事(ぎょうじ)が大幅(おおはば)に縮小(しゅくしょう)されました。

 神事(しんじ)は人数(にんずう)を減(へ)らすなどして行(おこな)われていますが、お神輿(みこし)、きらびやかな山鉾巡行(やまほこじゅんこう)、屋台(やたい)が楽(たの)しい宵山(よいやま)等(など)は中止(ちゅうし)となりました。

 いつもなら見上(みあ)げるような鉾(ほこ)の建(た)ち並(なら)ぶ四条通(しじょうどおり)も今年(ことし)は様子(ようす)が違(ちが)います。笛(ふえ)や鉦 (かね)の「コンチキチン」のお囃子(はやし)が聞(き)かれないのも残念(ざんねん)です。
 けれども写真(しゃしん)パネルやミニチュア鉾(ほこ)の展示(てんじ)で毎年(まいとし)の様子(ようす)を伝(つた)えたり、人気(にんき)の「厄除(やくよ)けちまき」をインターネットで販売(はんばい)するなど、伝統(でんとう)が途切(とぎ)れることの無(な)いよう工夫(くふう)もされています。

 そもそも祇園祭は平安時代(へいあんじだい)に京都に疫病(えきびょう)が流行(はや)ったことがきっかけで始(はじ)まったのだそうです。以来(いらい)1150年(ねん)以上(いじょう)京(きょう)の町衆(まちしゅう)が守(まも)ってきた祇園祭。行事が縮小されても無病息災(むびょうそくさい)を祈(いの)る気持(きも)ちに変(か)わりはありません。

(写真左:2019年7月17日の四条通、右:2020年7月12日同所。撮影:ブログチーム)
kokoka日本語チューターブログチーム