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2020.2.16 村上さん、タンさん
この記事(きじ)は今年(ことし)2月(がつ)12(にち)にいただいていたものです。掲載(けいさい)が遅(おそ)くなりましたこと、お詫(わ)びいたします。
                                      
 日本(にほん)に留学(りゅうがく)する機会(きかい)を得(え)たら、誰(だれ)でも嬉(うれ)しいでしょう。大学(だいがく)に入(はい)るまで日本について知(し)りませんでした。私(わたし)はそのような機会(きかい)を思(おも)い掛(が)けなく得ましたので、嬉しかったです。私の一番(いちばん)嬉しかった日(ひ)は日本に着(つ)いた日(ひ)です。
 去年(きょねん)の9月(くがつ)6日(むいか)に、私はドンムアン空港(くうこう)から関西(かんさい)空港まで出発(しゅっぱつ)しました。6時間(じかん)が経(た)ち、日本に着きました。それから、私は京都駅(きょうとえき)へ行(い)きました。京都の電車(でんしゃ)は線路(せんろ)がたくさんあって外国人(がいこくじん)にはわかりづらい。私は駅員(えきいん)に道(みち)を聞(き)いても2時間(じかん)くらい京都駅で迷(まよ)ったので、困(こま)りました。しかし、私が諦(あきら)めようと思っていたときに立命館(りつめいん)大学(だいがく)の指定(してい)教官(きょうかん)からメールを受(う)け取(と)りました。立命館大学の指定教官は私が道に迷っていると思ったから、そのメール送(おく)ってくれました。指定教官が送ってくれたメールのおかげで、寮(りょう)へ行けました。寮に到着(とうちゃく)したとき、寮のマネジャー、パパさん、と同(おな)じ寮に住(す)んでいる雄一(ゆういち)さんが私を待(ま)っていました。パパさんは私に寮内(りょうない)を紹介(しょうかい)しました。雄一さんは私の32キロ荷物(にもつ)を運(はこ)んでくれました。皆(みな)さんは思ったより私に優(やさ)しくしてくれたので、私は、この寮に住んでいる中(なか)、幸(しあわ)せでした。
 今(いま)考(かんが)えると、この経験(けいけん)は、私に色々(いろいろ)な事(こと)を教(おし)えてくれました。道(みち)の知識(ちしき)を得(え)ただけではなく、日本人(じん)の温(あたた)かさが伝(つた)わってくるのが分(わ)かりました。だから、いい経験できて良(よ)かったとずっと思っています。今でも、その人(ひと)たちの写真(しゃしん)は私の部屋(へや)に張(は)ってあります。
                                ター・パッチャラ


 筆者(ひっしゃ)のター・パッチャラさんは立命館大学へ5か月間(げつかん)短期(たんき)留学し、現在(げんざい)はタイのタンマサート大学で勉強中(べんきょうちゅう)です。ココカ日本語クラスのチューターの皆様(みなさま)にも感謝(かんしゃ)されています。昨年(さくねん)12月の日本語能力試験(のうりょくしけん) N3に合格(ごうかく)、今年7月のN2を受験(じゅけん)予定(よてい)の頑張(がんば)り屋(や)さんです。 
 写真(しゃしん):右(みぎ):パッチャラさん、左(ひだり):水曜(すいよう)午前(ごぜん)クラスのチューター・村上(むらかみ)さん

                 kokoka 日本語チューターブログチーム