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皆さん、お早うございます。わたしはマスコット人形、白ねこのミー子。いつもカバンにぶら下がっています。9/29にkokokaでボランティアをしている、おじぃちゃんのお供でクロネコヤマトの関西ゲートウェイと、その近くにあるカメの恩返しで有名な、総持寺という古いお寺の見学に行ってきました。

10時すぎに早目のお昼ごはんを食べてから、京都駅には12時10分ごろに着きました。参加する外国の人たちは、台湾の人が6人、中国の人が5人、韓国の人が2人とアメリカのおじさんが1人で、合わせて14人でした。それと、お世話をするボランティアの人たちが14人とkokokaの職員さんが1人で15人、合わせて29人で出発で~す!

電車に30分くらい乗って、総持寺駅で降りてから、最初に関西ゲートウェイに行きました。高くて大きくて新しい建物で、一番上には街でよく見るクロちゃんのマークが付いているのが、とても小さくて、可愛くみえました。約2年前に完成したそうです。まだ、ホヤホヤ。

見学の前に、ボランティアのおじさんが日本語、英語、中国語で、挨拶をしました。そのあと、ヤマトの綺麗なお姉さんが2人で、みんなを2階の見学コースに連れて行ってくれました。ここではビデオを見ながら、この運送屋さんの歴史などの説明がありました。ことしの11月で100年目になるそうです。思わず、ニャーンとビックリしてしまいました。

これからが、荷物を行先別に分ける大切な所の見学です。たくさんの荷物がベルトに乗せられて次々にやってきます。スパイラルコンベアーと言うそうです。でも、わたしの想像よりはゆっくりだったので、ガイドのお姉さんに質問すると、1時間に9.7 kmの速さで、ちょうど自転車で走る位のスピードだそうです。これには木の枝のようにクロスベルトが付いていて、上の方からゆっくり荷物が近づいてくると、コンベアーの前ではセンサーが働いて、シューとスピードを上げながら、荷物の間に入って行くのです。また、急なカーブの所で荷物がずれると、また別のセンサーの働きでチャント真中に戻ります。とても面白くて、もっともっと、見ていたかったです。最後にお土産の文房具を貰って、クロちゃんとお姉さん2人にお別れです。バイバ~イ!

それから次に見学する、総持寺に向かいました。駅と同じ名前なので有名なお寺なのだと思っていました。おじぃちゃんが、
「ここは約1,100年前に建てられた高野山真言宗のお寺で、平安時代に藤原山陰というお公家さんが建て、ご本尊はカメにのった、千手観音菩薩様だけど、とても大切な仏さまなので、普段は拝めないんだよ。」
と教えてくれました。本堂の前に小さな池があって、きれいな鯉がゆっくり泳いでいます。話しに聞いていたカメがいなかったので、近くにいたお坊さんに聞いて、行ってみると右側のサクの向うにある小さな2つの岩の上で、カメさんたちが、日向ぼっこ。せまい所で、ちょっぴり可哀そう。

最後に、別のボランティアのおじさんから、お寺の伝説にまつわる話があり、続いて参加者を代表して、韓国のお兄さんとアメリカのおじさんが、ツアーの感想を話してくれました。2人ともニコニコと楽しそうだったので、わたしもすっかり嬉しくなってしまいました。

少し、むし暑くて汗もいっぱいかいたけど、とっても面白くて、楽しい日曜日になりました。
いろいろ準備をしてくださったボランティアの皆さ~ん、本当にありがとうございました。