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2020年02月

【日本語チューター】国際化に進む日本と私の夢

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                               劉順児妞(中国人写真家)

新しい日本社会はどんな様子ですか。留学生の私から見ると、新しい日本社会はもっと国際的な社会になっているのではないでしょうか。
 今年は東京オリンピックが開催され、5年後には大阪万博が開催されます。外国人観光客のため、日本の社会発展のために東京や大阪で新しいホテルが建てられ、新しい条約も作られるでしょう。世界各国から来た私たち、また日本社会で私たちの生活を支えている日本の方々がいるからこそ、日本社会はもっと国際的になりつつあります。違う地域出身、違う考え方を持つ人との出会いによって、面白くて楽しい思い出を作れるのではないでしょうか。考え方が未熟な私は日本に住み始めて以来著しく変化してきました。やっと今2年前の私に、日本留学の道を選んだ私にあなたは賢いと言えます。
さっき言ったのは日本はもっと国際的な社会にになりつつあると言うことです。では国際化とはなんでしょうか。
 辞書の定義によると、複数の国家が相互に結びつきを強め お互いに経済的、文化的に影響を与え合うことを指します。
なるほどなるほど。経済的なことは頭のいい人に任せましょう。私ができるのは何でしょうか。自分自身がようやく客観的に見えてきた私の頭に浮かんだのは、この社会に奉仕したいと言うことです。周りの友達の中で、今年のオリンピックでボランティアガイドをする人が何人かいます。私は今能力不足ですけれど、大阪万博の時に自分の力の限り何とかして誰かを助けられるなら嬉しいです。違う文化を持つ人とうまくコミニュケーションが取れるように頑張りたいと思います。
 人生に夢があるのではなく、夢が人生を作るのです。
王 蕭蕭 

【日本語チューター 】ラグビーW杯後の観戦記

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ラグビー写真

2月22日(土)、花園ラグビー場でラグビートップリーグの試合を観戦して

来ました。

 会社関係のチームの応援ですが、今回は、にわかファンの妻も一緒です。

 近鉄の東花園駅で降りると、何と朝から降り出した雨が土砂降りです。早速、

合羽(かっぱ)を着て、スタジアムに入るなり、マスクと合羽の観客で埋め尽

くしたスタンドが目に飛び込んで来ました。すごい人数です。W杯以前はガラガ

ラのイメージでした。特にご婦人方がすごく多くなった気がしました。

試合は、パナソニックがNTTドコモに一方的にトライを重ねる展開となりま

したが、後半20分過ぎ、パナソニックの選手交代で「稲垣啓太」がアナウン

スされるとスタンドは大拍手で、この日一番の盛り上がりです。しかし「笑わ

ない男」は、やはり笑っていませんでした。

試合内容と天気は、ともあれ、W杯後の日本ラグビー人気は確実に上昇してい
ることを感じさせられた観戦でした。

 

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【日本語チューター】研修会報告

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         2020.2.15 研修会

  2月15日(土曜日、14:0016:00)河野俊之先生(横浜国立大学)をお招きして、研修会
「日本語学習者への発音指導 — 母語別指導方法を学ぶ —」が開催されました。京都市国際
交流協会と京都国際文化協会との合同開催だったので参加者は113名、別館特別会議室は満員
でした。音声教育を主要テーマに据えた研修会は
これまであまりなかったと思いますので、
皆さんそれぞれ関心を持って傾聴されていたご様子でした。
        

 学習者が日本語の学習で母語にはない発音に遭遇した場合、その習得に困難さを体験する
のは容易に想像できます。我々にとって区別が難しいRLの発音について思い起こして
いただければ、お分かりでしょう。お話の中心は、最初に正しい発音を聴いてもらい、音の
発生を口腔内のイラストで説明し、学習者が自ら体得できるようになるのを教師は支援する
立場を強調されたことであったと思います。
 このため河野先生が挙げられたのは自己モニターというキーワードでした。まず例として、
左、右、門がまえを挙げて、どの字(希、佐、在、随、存、堕、布、友、有、・・)が「右」
と同じ筆順か、どの字が門がまえかを最初に確認いたしました。我々がこれらの漢字を学習
したとき、どのような手順で覚えたか自分なりにルールを見つけたことと思います。この
ように学習者がそれぞれ独自の基準を考え出し、学習を継続、さらにその過程をモニターし、
適宜修正していくというものです。気づきと振り返りでしょうか。
 成功の数よりも挑戦した数の方が大切であること、成長は失敗と挑戦の繰り返しによって
遂げられるものであることを結びにされました。失敗するのは当たり前で、失敗を恐れない
勇気を持ちましょうと励ましの言葉で我々を力づけてくださいました。
 ありがとうございました。

kokoka 日本語チューターブログチーム

 

[日本語チューター]閏年

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 今年は閏年です。そして4年に1度のオリンピックの年でもあります。
 通常、2月は28日までしかありませんが、4年に一度の「うるう年」では、29日が設けられます。なぜ2月は1日増えたり減ったりすの
でしょうか?
 現在の日本で使われている「太陽暦」の1年は、365日とされています。これは地球が太陽のまわりを1周するのにかかる日数ですが、実は1年につき6時間ほど足りません。そのため4年経つと、6時間×4=24時間、つまりあと約1日分の時間が、地球が4年前にいたもとの位置に戻るために必要になるのです。

 そこで、紀元前1世紀に太陽暦を使い始めたローマでは、「西暦の年号が4でわりきれる年」をうるう年と定め、4年に1度、1年の日数を1日増やして調整するようにしました。これをユリウス暦といいます。

 ただ、この調整は完璧なものではなく、正確なズレは6時間ではなく5時間49分であるため、うるう年を設定したことで、1年につき約11分の増やしすぎになってしまいました。そのためさらなる微調整が必要になり、16世紀、時のローマ教皇グレゴリウスによりグレゴリウス暦が制定され、現在に至っています。それによって「西暦の年号が100でわりきれる&400ではわりきれない年」は、うるう年にはならないというルールが加わりました。

 たとえば、西暦2100年、2200年、2300年などは、例外に当てはまるため、うるう年にはなりません。西暦2400年は100で割り切れますが、同時に400でも割り切れるので、例外には当てはまらず、うるう年となります。

 それでは、なぜ2月にあるのでしょう? それは「2月が一番短い月だから」という理由だけではありません。古代ローマの1年は現在の3月から始まり、2月で終わりを迎えていました。そのため、わかりやすく最後の月となる2月に、うるう年を設定した、とされています。

 
 さて、2月29日生まれの人は4年に1度しかお誕生日がないのでしようか?日本の法律では、誕生日を基準にした行政手続きに限り[みなし誕生日]を2月28日としています。また、年齢計算についても、平年、閏年を問わず、毎年2月28日24時に加齢されることになっています。
 皆さんの周りに2月29日生まれの人はいませんか?

kokoka日本語チューターブログチーム

【kokokids】3月7日は「おひな祭りと抹茶体験」!!

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こんにちは!
2/15は、次回のおひな祭りと抹茶体験についての準備をしました。
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折り紙で作ったおひなさまの試作品を持ち寄り、
どれにしようかな?と考えて…
今回は"立つおひなさま"を作ることに決まりました!
(可愛いのが出来上がりますよ)

そして、抹茶「Matcha」の用意について…
7日は抹茶を自分でたてて飲んでみましょう。
どんなお味がするかな?楽しみですね〜。
次回のKoko Kidsは、3/7土曜日15:30からです。
外国につながるお友達の方、来てくださいね!

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新型コロナウィルス感染症(しんがたコロナウィルスかんせんしょう)の心配なニュースが続いていますが、
kokoka日本語クラスはいつもどおりオープンしています。

これからもみんなが元気にクラスに参加できるよう、
チューターも学習者も手洗い(てあらい)や、うがいをこまめにしましょう。
ボランティアルームにも消毒用(しょうどくよう)アルコールがありますから、つかってください。
セキやクシャミが出るときはマスクをしたり、咳(せき)マナーに気をつけましょう。
一番大切(たいせつ)なのは、疲れたり、カゼかな、と思ったときは無理をしないでよく休むことです。

感染(かんせん)の不安があるひとは、京都市の電話窓口(でんわまどぐち)に相談してください。
「新型コロナウイルス感染症専用電話相談窓口」
(しんがたコロナウィルスかんせんしょう せんよう でんわ そうだん まどぐち)
電話番号 075-222-3421
受付時間 土・日・祝日を含む24時間
https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000263411.html

またkokokaでは武漢市やその周辺の医療機関(いりょうきかん)へ支援のための募金(ぼきん)を行っています。
kokoka受付に募金箱(ぼきんばこ)があります。皆様のご協力をお願いします。
(2020年2月19日まで。現金書留や銀行振り込みでも募金できます。)
https://www.kcif.or.jp/web/uploads/pdf/200207_coronavirus.pdf
(pdfがひらきます)

kokoka日本語チューターブログチーム

【日本語チューター 】第4回kokoka子育てセミナーを見学して

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28日、京あんしんこども館の浅野明美先生をお迎えして行われた「子育

 てセミナー」講座を見学してきました。

参加者は、大人15人、子供13人で、国別では、アメリカ、イギリス、ウ

 クライナ、ウズベキスタン、エジプト、オーストラリア、カナダ、セルビア、

中国、日本、ブルガリア、メキシコ、ロシアの13ヶ国で、さすがkokoka

イベントという衝撃を受けました。

講座の前に、まずは子供たちをリラックスさせるため、子供と一緒に手振

 りをしながら歌を歌いました。

さあ、講座の始まりです。子どもたちは、絵本、積木、オモチャなどが置

 かれたコーナーで楽しく遊びます。講師の方は、子供の発達段階に沿って、

 子育ての課題・注意点をお話しされ、最後は「保護者としては何をすべきか」

でまとめられました。子育てで一番大切なことは「何が何でもあなた(子ど

も)を守る心構えが必要」というフレーズが印象的でした。

講義のあとは、グループに分かれ、子育てに関する意見交換を行い、引き

 続き講師の方との質疑・応答で講座は終了しました。

  講演中、子どもを癒す参加者の方々を見ていると、どこの国の親御さんも「子

供に対する愛情は同じだなあ」と感じつつ安心もした次第です。

 

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【日本語チューター】京都駅大階段(きょうとえきだいかいだん)

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みなさんは、京都(きょうと)駅(えき)と京都伊勢丹(いせたん)デパートの間(あいだ)に、大階段(だいかいだん)があるのを知(し)っていますか。

この階段は、171段(だん)あり、全長(ぜんちょう)は70mあり、四季折々(しきおりおり)で変(か)わる、約(やく)15,000個(こ)のLEDライトを使用(しよう)したグラフィカルイルミネーションが行(おこな)われています。 

1月(がつ)は新年にまつわるイルミネーションがとても綺麗(きれい)でした。今月(こんげつ)の14日(か)までは、バレンタインデーのイルミネーションを楽(たの)しむことができます。

点灯(てんとう)時間(じかん)は17:00~22:00で、一年(いちねん)を通(つう)じて毎日(まいにち)様々(さまざま)なイルミネーションを楽しむことができます。
まだまだ寒(さむ)い時期(じき)ですが、暖(あたた)かくして出(で)かけてみてはいかがでしょうか。

また、今月の22日には毎年(まいとし)恒例(こうれい)の「JR京都駅ビル大階段駆(か)け上(あ)がり大会(たいかい)も開催(かいさい)されます。80チーム・320人(にん)が大階段を駆け上がり、タイムを競(きそ)います。

ぜひ「京都駅大階段」を訪(おとず)れて、イルミネーションやイベントを楽しんでみてください。

kokoka日本語チューターブログチーム

【ホッとチャット】2月1日(土)お茶会と節分

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2020年2月1日土曜日の午後
日本の伝統行事を楽しもうと
12家族、総勢36人が集いました。

お茶会と鬼のお面づくりを2グループに分かれて
交互に楽しみました。

お茶会は本格的で
お点前もお運びも着物姿です。
見慣れぬ部屋とお茶会独特の緊張感を
子どもたちは敏感に感じとったのか
どこか不安げな表情です。

お菓子とお茶をお父さんやお母さんたちが味わいだしたころ
場はひとつになり、全体がなごみました。
子どもたちの表情も やっとゆるみました。

もう一方の部屋では、鬼のお面づくりです。
子どもたちは思い思いの色のお面に
目、鼻、口を描きます。
仕上げは、お父さんとお母さんに
手伝ってもらい、お面を頭につけると
かわいいオニが誕生しました。

最後はみんな一緒になって豆まきです。
どこからかやってきたオニをめがけて
子どもたちが豆を投げつけます。
そして、その勢いがだんだん増してきて
オニはやがて逃げていきました。

オニが去り、ホッとしたところで交流会です。
保育園や幼稚園にすでにオニが来たとか
本当のオニはこわいのではないかとか…
おとなも子どももそれぞれ話がはずみ
にぎやかでなごやかな会になりました。

次回は2020年3月7日(土)2時から
通常活動「世界を知ろう~カナダ~」です。 
どうぞ お楽しみに!

【日本語チューター】台湾のお正月

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お正月の挨拶「明けましておめでとう」は、中国語では「新年快樂」(しんねんかいらく)だ。毎年1、2月の頃、中華圏にとって最も大事な祝祭日「春節」(しゅんせつ)が行われる。春節とは、中華圏における旧暦の正月だ。今回は私が暮らしている台湾の春節を紹介する。


地域によって春節の形式も違うが、私が大事なのは家族と大切な人と一緒に過ごす。食事やお酒を呑みながら話して、新しい年を迎える。食事が終わると、友達と一緒にテーブルゲーム「マージャン」で遊び、春節を楽しく過ごすのも大人気。


子供達が期待しているのは中国の伝統的お年玉「紅包」(ホォンパァォ)。真っ赤なポチ袋の中に現金を入れて、目上の人から目下の者や子供に渡すのが一般的。「紅包」別称「圧歳錢」(あっさいせん)、中国語で「歳(スイ)」と「祟(スイ)」が同じ発音であり、子供を襲う祟りがおさえられ、一年を無事に過ごす事ができるように、平安を祈る。ちなみに、電子マネーが普及的な地域には、現金を渡さず形式の紅包もどんどん増える。


一方、新年を迎える準備も多い。春節に入る前に家を掃除、祭祀の支度、春節の飾りも用意する。台湾では、家の入口などに「春聯」(しゅんれん)を貼り付ける風習がある。縁起の良い言葉を赤い紙に書き、良い年になりますようにと飾る。私も部屋のドアーに小さな春聯があって、「今年も充実な一年になりますように」と書いてある。


                       周 區子


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